「良い煎茶」の見分け方
すべて試飲して自分の好みのお茶を見つけるのが最も良いのですが、
全部が全部飲めることは多くないし、そもそも試飲出来ない店もあります。
なので、見た目で「良い煎茶」と呼ばれるものの見分け方をまとめてみました。
1つはよく撚れているものです。
平べったくなっているものは堅い葉っぱを使っているのが原因の1つで、
甘いお茶にはなりづらいです。
細く長く撚れているものを選びましょう。
色も「良い煎茶」の一つです。
黄色っぽいものではなく、黒に近い深い緑色が良いと言われています。
もちろん、真っ黒では行き過ぎなのですが。
なおかつツヤがあるものは「良い煎茶」です。
茶葉のサイズが均一な物も「良い煎茶」です。
粉が入っていたり、不揃いだったりするとお茶を淹れるときに、出方が変わって狙った味にしづらいです。
家で振るってもいいですが、もったいないので入ってない物を選ぶと良いでしょう。
深蒸し茶はどうしても粉が出るので、これは仕方ないですが。
もし、フルイにかけるなら横に振るのではなく上下に振るうのが正解です。
次は欠点。
赤い葉が入っているのは欠点と呼ばれます。
少量なら問題ないかもしれませんが、雑味が出やすいので入ってない方が良いでしょう。
ダマが入っているのも欠点です。
普通は取り除かれるのですが、荒茶のまま買ったりしたら入っているかも。
製茶の際に茶渋で固まった物なのですが、非常に苦いのです。
これを帰りの運転中に舐めればバッチシ起きられます。
茶葉の見た目で分かるのはこれくらいでしょうか。
もちろん、俗にいう「良い煎茶」の基準なので、あなたの好きなお茶とは違うかもしれません。
ぜひ、あなたの思う美味しいお茶を飲んでください。
これは一つの見方にすぎないのですから。
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