茶の旅

茶の旅三重編

投稿日:2017年5月4日 カテゴリー:

朝9時半に京都紅茶道部の管理者、みこどんさんを乗せて三重に向けて出発。

今回目指すは、登録品種第1号である「べにほまれ」の紅茶だ。

「べに」とついてるくらいで紅茶用品種。

戦後当時の国がいかに紅茶に力を入れていたか伺える。

そんな品種のお茶を求めて三重は亀山に向かいます。

着いたのは11時前。

ICを降りてどちらかわからなかったものの正解のようで、問題なくつきました。

「喫茶オレンジペコー」

早速、みこどんさんと写真を取ってツイッターにアップ。

おそらく、見ていた方は「ああ、一緒に行ったのか」と思われたかな。

中に入って、せっかくなのでカウンター席へ。

昔ながらの幹線道路の喫茶店と言う感じです。

べにほまれが中身の有名なモーレツ紅茶を頼むのは勿論、ここでお昼を食べないと逃してしまいそうなので、

なにか選ぼうと。

中部圏に来たのだから、味噌焼きうどん。

これがいいな。

モーレツ紅茶は食事より早く飲みたかったので、一緒に出してもらうことに。

べにほまれの紅茶をかなりガッツリ出しして、砂糖とエバミルクをたっぷり入れた紅茶にすると美味しいのです。

しかし、それをあえてストレートで口を付けてみます。

濃く濃く出しているので、あまりオススメしませんが。

しかし、濃厚ですが嫌味はなくて紅茶の質が良い事が分かります。

これはセイロンティーを買うよりも正解なときが多々あるでしょう。

裁断され同じように使うことが出来ます。

むしろ、こんな良い紅茶があったとは驚きなくらいです。

味噌焼きうどんとも相性が良くて、飲み干してしまいました。

この紅茶は本当に欲しいと思う一品です。

次の目的地は大台町の上嶋さん。

「みえうえじま」と言う民生品種を作っている方です。

全国茶品評会にも勢力的に出品しています。

5年くらい前、まだJasteaの名前すらないときに来ていたのですが、

摘んだ生葉を少し置いておくという話しを思い出し、

萎凋のことを言っていたのだと理解出来る今、再び訪ねさせてもらいました。

そして、ここならトン単位の大量の紅茶を作れる工場があると発見しました。

全品茶を飲ませてもらい、さすが綺麗なお茶だと驚き後にします。

そして、時間があれば行きたかった南山城村の道の駅。

とうとう4月15日にオープンしていたので、行きたかったのですが、チャンスは早々に現れました。

お茶押しでここまで出来るのかと言うほど、多彩な商品と様々な展示に心底驚きました。

店内は賑やかで、綺麗で、芝生からは茶園が見えるではないですか。

一押しの茶羊羹はしっかりお茶の味がして譲れないところを表明した意思が分かります。

ペットボトルのお茶も宇治のお茶という強い思いからか水色が黄色でした。

みこどんさんと興味深い話しも散々して、解散です。

濃密な非常に良い旅でした。

和束茶の旅

投稿日:2017年3月31日

今日は京都府和束町を訪ねました。
1時過ぎに籠島さんという農家さんのアポを取りました。

11時に車をだして、渋滞気味の京都市内を抜ける。
ナビの到着予定時間が伸びていくのを見ながら、国道24を左折。
南山城村の道の駅が4月15日にオープンする案内看板が掲示されていた。
合わせて他の看板も綺麗に更新されていて、本格的稼働なんだなと思う。
そこからは道も綺麗に流れて無事に籠島さんの所へ到着。

今年の購入茶リストを作っていたのだが、あまりに煎茶が少ない、
というか、他は1つしかない。
なので、楽しい煎茶を作っていらっしゃると話を聞いていた籠島さんのところは、
非常に期待している。
そこで、籠島さんのところは荒茶農家で再製工場は持っていないとのことだった。
うちとしては、火入れはできるので、後は手作業でなんとかするしかないので、
ちょっと大変かなと。
しかし、仕上げは必ずして欲しいとのことだったので、ちょっと考えた。

とりあえずは、籠島さんのお茶を見なければ、自分も考えようもないので、
見せてもらえることに。
籠島さんの持っている面白い煎茶というものの正体は、萎凋を利かせた煎茶ということだった。
もっとも、コンセプトとしては「昔飲んだ美味しい煎茶」ということで、萎凋香ガッツリというわけでなく、
ほんのり香ってくるくらいですが。
昔は生葉を管理するところもなく、自然に萎凋していて、その中で美味しかったものを
再現したいということです。
見せてもらった「昔のお茶」は荒茶ながら香りよく、嫌味もなかったので、
素晴らしいと純粋に思いました。
粉を取ってしまえば、それだけで洗練されたお茶になるだろうと。
正直欲しいなと思うほどでしたが、売り先が決まっているそうでダメ。
「めいりょく」の萎凋なしの煎茶も見せてもらいましたが、これも綺麗なでき。

そして、話しは何故か紅茶へ。
紅茶の「めいりょく」はスパイシーさがあるという話だったか、
精揉をかけた紅茶というものを出してもらった。
形状が面白くて、結局は紅茶を作ってもらう話へ。
今年、発酵を抑えた弱発酵紅茶を幾つか作る予定なので、
籠島さんにも作ってもらう話へ。

コンセプトとしては煎茶を淹れたら何故か紅茶風味のお茶が出来たみたいな。
揉みが強くはなるはずなので、短時間抽出で何煎も利かせて飲めるものをイメージしています。
量が出来るので、日本茶アワードに出しちゃおうかな。
と、言っても何部門になるのだろう。
理解してもらえない可能性がかなりある予感。

そ言う言うことで、この夏に籠島さんの青いノビ紅茶を販売致します。
乞うご期待!

P.S.この青系紅茶の名称を考えていただけると大変うれしいです。
国産紅茶の流れを変える一石になれば。

九州茶の旅 2日目

投稿日:2017年3月21日

2日目。
昨日のヒッチハイクの学生を助手席に奥八女は星野村へと車を進めた。
訪ねるのは高木茶園の高木暁史さん。
快く受け入れて下さり、お茶についてやら一見関係ない話までしました。
こうやって実際に会って意見交換やら価値観の共有をすることは非常に大事だと思います。
そして、現地に行く一番重要なことの1つは実際にお茶を見ること。
毎年出来は違うので、ものは見てみないとわからない。
どうやら、今年のお茶も満足行くお茶のようだ。
とても嬉しいかぎり。
学生さんも促し、高木さんの話を聞く。
外の豪雨とは裏腹に高木さんのお店の中は暑かった。
ちょうど帰るときには雨も小雨になり、学生さんを次のヒッチハイクポイントでおろして、
車は東へ。
次の目的地は大分県は豊後大野の山片さん。
意外に時間があったので同じ大分だと中津の唐揚げを食べようと思ってしまった。
思った以上に中津は遠く、ほとんど福岡県で唐揚げを食べるだけにしては寄り道過ぎた。
雨降る中、唐揚げは美味しかった。
この日は豊後大野まで詰めて一泊。

九州茶の旅 1日目

投稿日:2017年3月21日

九州茶の旅は5月15日からスタートした。
持ち物のチェックリストにすべてレ点を打って、車に荷物をのせ、10時に車を走らせ始めた。
京都南ICから高速道路にのって、尾道ラーメンを食べようと走る。
実際は尾道SAというのは存在せず、その1つ先にPAがあったので、恐る恐る入る。
幸いにも尾道ラーメンを食べて、次はガソリンを給油するギリギリまで走ることにした。
下関までは持たないことは分かっていたので、山口県内の下松SAにて給油+長時間休憩。
自分の運転スタイルはガッツリ走ってゆったり休むのだ。
さぁ、出発しようとおもった瞬間、「九州」のプラカードを掲げた人がいる。
ヒッチハイクだな。
どうせ道中なので面白い話が聞ければいいと思い、
「古賀SAまでだけどいい?」
と、いって助手席へ。
どうやら「九州プラカード」を掲げてから15秒で自分がつかまったらしく、
しかも、次第に雲行きが怪しくなり、結構な雨が降るではないか。
ヒッチハイク君といろいろはなし、内容は自分の仕事のお茶についてになった。
どうやらヒッチハイカーは九大の農学部らしく、どんどんお茶の深みへ。
お茶を専攻してるわけではないとのことだが、これが九州茶の旅で、
翌日に農家さんを尋ねるというとすごく行きたそうだったので、アポをとって一緒に行くことに。

静岡茶の旅 7日目

投稿日:2016年7月19日

豊橋滞在2日目。
寝ぼけ眼にお茶を摘んだら紅茶を作ってくれると聞いた。
朝になって、「ゆたかみどり」のきれい芽を摘み始める。
今日も今日とて畑からお宝を探すのである。
後藤さんのお父さんにも手伝ってもらい、終日で800gの生葉をゲット。
かなり頑張ったと思いたい。
夕飯をごちそうになって、揉捻や発酵、炒りなどを改めて見たり、
サンプルを飲んでみたりしていると、後藤さんとのトークが白熱していく。
話は多岐に渡り、宇宙の真理から「もの」を作れる人の話まで。
私の本題の仕事や後藤さんのメールチェックはすべて置いてけぼりにされた。
 そんなこんな言ってると、牧之原の柴本さんからメッセージが。
(しばらくして気づく)
豊橋を通るので、まだ豊橋大茶会(2人)をしているかと。
大茶会は3人になり、疲れ果てた各々はあーだこーだ訳の分からない話をしながら、
はっきりお茶の味だけをみる。
 なかでもやはりウンカ芽だけ集めた「とよか」の紅茶(出物の粉を飲んだ)は抜群にうまかった。
これならぶっ飛んだ値段でも欲しいと思ったが、売り物ではないとのことなので、
諦めざる負えなかった。残念。
かなり無理言って今回、後藤さんのところで買ったお茶は「ゆたかみどり」のグリニッシュな紅茶だ。
これも他の多くの他のお茶を置き去りにした、とんでもなく美味しいお茶である。